2007年度 第1回国際講座開催報告

    講師 ニコル・クーリッジ・ルマニエール 博士
    英国セインズベリー日本藝術文化研究所所長/東京大学客員教授
    テーマ 「日本の陶磁器の魅力と海外への影響」
    開催日 2007年6月2日(土)
    場所 城西国際大学東金キャンパス

    2007年度第1回目は、陶磁器を専門とするルマニエール博士が日本の陶磁器と海外との関わりを解説しました。はじめに縄文土器から日本の焼き物の歴史が紹介されました。次いで、日本磁器の誕生とその後長く続く中国からの影響、さらに欧米を中心とした海外への日本磁器の広まりが多数のスライド写真を使いながら解説されました。最後に、参考として長い収集歴を持つ英国の大英博物館の膨大な日本陶磁器コレクションと、その収集方法の移り変わりの紹介が行われました。

    3年目を迎えて初めての千葉県での開催となり、国際文化交流に関心のある地元の方々を中心に多くの参加者がありました。また講義に先立つ6月1日には、城西国際大学鴨川キャンパスにて、観光学部の学生に対し日英2ヶ国語による特別授業を行いました。学生からは、博士が日本に興味を持ったきっかけを問う質問が出たほか、留学生から日本語上達法についてのアドバイスを請う声が上がりました。

    第1回国際講座の様子
    第1回国際講座の様子

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