「"オリジナル"の行方―文化財アーカイブ構築のために」国際研究集会の開催報告

    2008年12月6~8日の3日間、東京文化財研究所の主催により、第32回文化財の保存及び修復に関する国際研究集会 「"オリジナル"の行方―文化財アーカイブ構築のために」を東京国立博物館平成館にて開催しました。

    文化財の本質的な価値を損なうことなく、いかにしてその"オリジナル"な姿を後世に伝えていくのかを考察しようとする本研究集会では、海外(アメリカ・イギリス・台湾)からの発表者5名をふくむ25名により、発表・討議が行われました。

    延べ281名の参加者があり、日本・東洋の美術を中心としながらも、西洋の美学や現代美術、無形文化財をも視野に入れ、とくに文化財アーカイブの立場から"オリジナル"をとらえようとするテーマ設定には多くの関心が寄せられました。

    国際研究集会の様子
    国際研究集会の様子
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