2009年度 第1回国際講座開催報告
講師 | 嶌 信彦 ジャーナリスト |
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テーマ | 「世界が変わる―オバマの登場と日本・アジア」 |
開催日 | 2009年6月6日(土) |
場所 | 城西大学東京紀尾井町キャンパス |
オバマが大統領になって世界はどう変わるのか関心が高まっており、実際に1990年の冷戦終結に匹敵する大きな変化が起きている。つまり、20世紀の繁栄を支えた自動車産業に替わり、グリーンをバネとした低酸素社会=環境を中心とした新しい産業をこれからの中心にしたいというグリーンニューディールである。
日本は、もうワンランク上の製品を作るようにしなければならない。具体的には、日本の農産物は安全、安心、健康的という強みがあり、日本の農業は1.5次産業を目指すべき。日本の製造業も環境技術が強みであり、2次産業をもっと2.5次産業にすべきである。日本のサービス産業、観光産業も日本の伝統技術、匠の技術を活かして3.5次産業を目指していけば今後も伸びると思う。
