ご挨拶

理事長 室町正志

東芝国際交流財団は1989年の創立以来、「対日理解促進」を基本ミッションに据え、世界各地の有力大学や研究所、美術館等による日本研究・調査活動などの支援と共に、国際的なシンクタンク等による調査研究やシンポジウム等への助成、そして対日理解促進に係る次世代人材育成の取り組み等に注力してまいりました。

21世紀に入り、経済のグローバル化は更に進展する一方で、世界各地で従来の枠組みを超える新たな動きや、地球温暖化や大規模自然災害の増加、人口問題など、国家や国境を越えた様々な進化や課題が顕在化しています。今後、グローバル社会が平和で持続可能な発展を成し遂げるためには、異なる政治・経済・文化的背景を持つ地域、人々の相互理解に基づく、国際協調の重要性が今まで以上に問われる時代となっています。

日本はこれから2020年にオリンピック、パラリンピックを迎えますが、そうした動きの中で中長期の視点から日本が果たすべき役割、そして日本の伝統文化を含め、大切にし継承していくべき価値観は何かを再確認し、世界に対して明確に発信・共有をしていかなければならないと考えています。民間の財団の立場からどのような貢献が出来るかを常に問い、海外の研究者や専門家の皆様との闊達な議論を通じて、このような取り組みに注力し、グローバル社会の発展に貢献していきたいと考えております。

私どもにとって最大の資産は、四半世紀以上の活動を通じて育んだ研究者や専門家の皆様との信頼関係に基づいたネットワークであり、当該研究や取り組みから学ばせて頂いた多様な視点や知見であります。

今後とも、私共が果たすべき使命を全うすべく、更にネットワークを広げ、皆様のご期待に沿えるよう最善の努力を続けてまいる所存ですので、皆さまの倍旧のご指導をお願い申しあげます。

公益財団法人 東芝国際交流財団
理事長 室町正志

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