ご挨拶

理事長 綱川 智

2021年6月15日付けで、当財団の理事長を拝命した、綱川でございます。

私共東芝国際交流財団は、1989年の創設以来、「対日理解の促進」を基本ミッションとし、日本が持つ技術や経済の潜在力だけでなく、その固有の文化や社会制度を含め、日本の全体像を正しく理解して頂くための事業を展開してまいりました。

過去30年の間に日本を取り巻くグローバル環境や、日本そのものの社会構造等も大きな変貌を遂げましたが、現代から未来に向けて、日本が世界に発信していくべきアイデンティや価値観とは何かを今一度見つめ直すと共に、国際社会で日本が果たすべき役割を問い直す時期に差し掛かっていると言えるかと思います。

一方、2020年の年初から始まった新型コロナウィルスの感染拡大により、従来の社会制度のあり方や大前提としてきた物事の運用のルールなどを含め、世界中に大きな激変の波が押し寄せています。当財団の事業の主軸である国際交流の分野でも、従来型の参加者を集めたシンポジウムやワークショップ、展示イベントなどでは、コロナ禍が長期化する中で、非接触型のネット事業の常態化や、ハイブリッド型の事業推進の動きが加速しています。

また芸術創作活動や、共同研究、教育・人材育成事業などでも、様々な制約や障壁を乗り越えるべく各方面で様々な努力が続けられています。

日々事業の継続と持続的発展にご尽力されている、関係分野の皆様に心より敬意を表したいと思います。私共東芝国際交流財団として、「対日理解促進」という基本ミッションを果たしつつ、柔軟な発想の転換を常に心掛け、皆様の事業の継続的改革と歩みを共にさせて頂きたいと存じます。

今後とも皆さまの倍旧のご指導をお願い申しあげます。

公益財団法人 東芝国際交流財団
理事長 綱川 智

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